スローライフな家
郊外でゆっくりと暮らす夫婦二人のための住宅。
敷地は海を見渡すことができる郊外の田園。クライアントは、自由度の高いゆったりとした生活を望まれていた。 中庭を囲むような口の字型の空間にすることで回遊性が生まれ、広い中庭を介して風が縦横に抜ける計画とした。 また、太陽光を活用したエコロジカルな住宅にするために、太陽光をより得ることができる屋根形態を採用した。 陽の光の入り方も模型によって検討し、南側、北側の庇の長さも検討を重ねた。特にクライアントとは動線計画を密に打ち合わせた。家事動線や生活動線、家具が二人のために計画された。
この住宅は、自然の取り入れ方や生活スタイルによって導き出された、世界に一つしかない空間となっている。